研修事例 | 株式会社ミクシィ

<お客様からのご要望>

ミクシィグループは、「mixi」や「モンスターストライク」、「家族アルバム みてね」などのサービスを提供するとともに、スタートアップ投資やM&Aも積極的に展開しています。投資先やグループ会社とスムーズに信頼関係を築き、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション手法を身につけたいと思い、研修を依頼しました。

【投資先および子会社での信頼関係構築と現状把握 理論と実践研修】

<研修の目的>

「ディープリスニング」を用いた信頼関係構築方法を学ぶことで、業務と課題を可視化しディール推進および投資先/子会社におけるコミュニケーションを円滑化する。

<研修プログラム>

・ディール推進および投資先/子会社における情報収集の必要性
・ディープリスニング概要
・ロールプレイ:基本のディープリスニング
・ビジネスの現場におけるディープリスニングとは
・ロールプレイ:太陽と北風(情報収集を行う際の聞き手の態度を理解する)
・ディール推進および投資先/子会社におけるコミュニケーションの留意点
・テーマ別ロールプレイ:ディール推進および投資先/子会社で起こりがちなテーマを設定

<研修時間>

2.5時間×2回

<受講者の声>

・積極的に話したがらない相手、もしくは関係性が確立していない相手に対して意識して使えると感じた。
・身近な人とのコミュニケーションから仕事のコミュニケーションまで活用できると思います。
・自身のコミュニケーションについて気づきがあったのと、組織融和にも効果があるように思いました。
・既に傾聴力の高い人を除いて、受けたあとには行動変容が起きると思う。
・現在関わっているプロジェクトで社内外の関係者と話すときに活かしていけそうです。

<こころみへのメッセージ>

投資事業推進本部 投資事業部 荒木様

― 研修を開催しようと思ったのはなぜでしょうか?
投資先とのコミュニケーションをする際、先方に本音で話してもらっているかわからない、ネガティブな感情を持たれているところからコミュニケーションをスタートしなければならない、という課題を常に感じていました。聞き方や聞く姿勢を身につけることで、チーム全体のスキルアップを行いたいと考えていました。また、投資ファンドご出身の神山様が講師ということで、経験豊富なプロの方の現場での気付きからも学びがあるのでは、という点でも興味を持ちました。

― 研修を受けてみていかがでしたか?
参加者から非常によい反響がありました。傾聴力に自信がある人にとっても自信がない人にとっても学びがあったのだと思います。一人一人が自分の聞き方に気づくことで、改善ポイントを知ることができたのがよかったです。今までは、出来る人だけの個人技になっていた部分もありますが、今回、理論と実践が組み合わさった研修で基礎的なことから学べたので、「よい傾聴姿勢がどういうものか」という判断基準を持てるようになったのではないでしょうか。
ロールプレイのなかで他の人の聞き方を観察し、あるいは聞き方について周囲からフィードバックを受けることで、聞き方の引き出しを増やすことができたとも感じています。
また、テーマ自体も投資や経営企画、PMIのシチュエーションに即した実践的な内容もあったので、今日から実務(投資検討時のマネジメントインタビューや投資先との議論、子会社経営の日々の現場)で活用できますね。もちろん、普段の会話のなかでも、今回学んだ内容を活かすことで信頼関係も築きやすくなるのではないかと期待しています。
傾聴力のベストプラクティスとなる事例を紹介いただけるとより深い学びが得られるとは思いますが、総合的にみて大変有意義な時間でした。

<研修風景>