つながりプラス事例紹介 「押し買い」

2014.08.14

今日は、一人暮らし高齢者向け見守りサービス「つながりプラス」ご利用者様の事例を紹介したいと思います。
badman

皆さんは「押し買い」という言葉、ご存じでしょうか。
押し売りの反対なのですが、不用品をお皿一枚から引き取ります、というようなことで自宅を訪問し、家に入ったら貴金属や時計を出せと言い始め、無理やり安い値段で買っていってしまう。
そんな悪徳商法です。

1年以上前のニュースですが、押し買いに関する法規制がなされたときの説明がNHKのHP上にありますので共有させていただきます。

質屋に持っていけば数十万もするようなものを数千円で引き取ってしまうという金銭的な損害もさることながら、
思い出の品などまで強引に持っていってしまうこともあるというのだから許せません。

昨年の法改正で、目的を言ってからの訪問でないと違法、またクーリング・オフの対象にもなりました。
万が一の場合でも慌てずに対応することが重要です。
ただ、でたらめの電話番号を伝えるケースもあるようですので、まずは家にあげない、あげても勇気をもって断る、ということを心がけることが必要です。

先日つながりプラスのお客様にお電話をしたところ「実は昨日・・・」ということでまさに押し買いが家に来たことをお聞きしました。

その方は大変賢い方でしたので、かなりのプレッシャーにも関わらず、自分もいらないと思っているものだけを引き取らせて帰らせた、とのことで一安心でした。
ただ、身近にそうした事例があることに改めて悪徳商法の怖さを感じました。

弊社からはその日のうちにご家族にお伝えすることができ、ご家族にも安心をしていただくことができました。

もしご家族がたまたまその日に電話したとしても、そうした出来事があったことは、お一人暮らしの親御さんからはなかなか言いづらいのではないでしょうか。
子供に怒られそう、とか、恥ずかしい、・・・

今回はたまたま実害がありませんでしたが、もし何かあっても翌日に分かれば、クーリングオフや、場合によっては警察への通報ができたでしょう。
その意味で実際にお一人暮らしの安心・安全のお手伝いをできたものと自負しております。

弊社サービス「つながりプラス」が安全面、コミュニケーションの両面でお役に立てる例として紹介させていただきました。

それにしても「押し買い」、皆様くれぐれもお気を付けください。