【記事紹介】コンパニオンロボットには「人間と絆が深まりすぎる」という問題がある

2017.09.11

WIREDの記事で面白いものがあったのでご紹介します。

コンパニオンロボットには「人間と絆が深まりすぎる」という問題がある

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「もしスラスラと自然な言葉で返事されたとすれば、ユーザーはKuriに人間の子どもレヴェルの知性があると期待してしまいます」と、ビーブCEOは説明する。「それが可能なら本当に素晴らしいですが、いまのロボット工学は、まだそこまで発達していません。期待値を適切に設定しておくことで、人はロボットをもっと理解できるようになるのです」

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これは本当にそうだなあと思います。また、必ずしも器用に自然な言語で話をしたほうが愛着がわくわけでもない、というのも面白いところ。

でもそれって、よく考えてみるとロボットに限らず、人間でも言葉巧みな、愛情表現豊かな人だけが好かれるというわけでもないですよね。結局、ロボットにおいてもバックグランドや、その人との関係性をどう作るか、をトータルで考えなければならないですし、それも結局、人間と同じだな、と感じた次第です。

こころみのサービスも、こころみのサービスという前提があって初めて人間関係が成立するので、すべての状況から独立して人に好かれる受け答えなんで存在しないということだなと思いました。