こころみとは
株式会社こころみは「すべての孤独と孤立なくす」ことを目的に2013年6月設立されました。超高齢社会、都市化に伴う孤立、ITテクノロジーの発展による情報格差などから生じる社会的課題をコミュニケーションの力によって解決します。 2014年2月より、一人暮らし高齢者向け会話サービス「つながりプラス」の提供を開始、2015年5月より親のための自分史作成サービス「親の雑誌」の提供、2018年8月よりインタビュー社史作成サービス「創業の雑誌」を開始しました。また、企業向けサービスとして2017年10月より高齢者会話メソッドによるロボット・スマートスピーカー・チャットボット向け会話シナリオ開発を提供開始し、2019年7月より「聞き上手」をビジネスコンサルティングにおける業務可視化に活用した「聞き上手 for Biz」を提供開始、そして、2022年2月より、さらにノウハウを体系化し発展させたソリューションとして「Deep Listening+ Consulting(ディープリスニングコンサルティング)」を提供開始しました。
代表者メッセージ
-こころみは何をこころみるのか
こころみは、人のこころに向き合い続けます。
他愛ない世間話をしたり、誰かに自分の気持ちを伝える機会を持つことは、どんな人にとっても精神的に充足した生活を送るために不可欠の要素です。
一方で、社会の変化により核家族や単身世帯が一般化し、技術の進歩によって非対面のコミュニケーションが増えています。私たちはかつてほどゆっくりと会話をする時間がなくなり、人の話を聞く心のゆとりを失っているように思います。
弊社は、単に現在の社会を嘆き昔を懐かしむのではなく、世の中の趨勢や技術動向を見極めた上で新しいサービスやシステムを創造します。人が普遍的に持つ「話したい欲求」に向き合い、温かみのある社会を作りたいと考えています。
「聞き上手」を少しでも多く世の中に提供できるよう、人の声に耳を傾け、新たな価値を生み出すことに挑戦し続けます。
代表取締役社長 神山晃男
こころみの「聞き上手」とは
こころみが定義する「聞き上手」とは、話し手に興味・関心を持ち、共感・受容をしながら、目的に応じた話を引き出し、内容を論理的に整理することで、話し手および周辺の人たちの理解を深める技術です。
したがって、いわゆる「傾聴」と呼ばれるコミュニケーション技法に加え、目的達成のための方法論および対話から得た情報の整理・表現方法までが含まれます。既存の傾聴は主にカウンセリングやコーチングの場で使われています。このような状況では悩みの解決が目的になることが多いため、意識していなくても聞き手(医師やコーチ)の立場の方が話し手より上になってしまう場合があります。
こころみの「聞き上手」は、「傾聴」をベースにしつつも、様々な状況や目的に柔軟に対応できるようプロセスおよび活用する技法を設定しながらお話をお伺いいたします。状況毎、目的ごとに、傾聴が持つ心理的作用をもとに、話し手の自己肯定感と信頼を得ながら、関係を構築できることに特長があります。
こころみでは、さらに一歩踏み込み、目的に応じて適切な話を引き出すこと、内容を論理的に理解し、整理することを含めて「聞き上手」と定義しています。話し手が本来持っている目には見えない価値を引き出し、分かりやすく表現することが共有・活用するためにも、話し手が自分自身の価値を実感するためにも重要だからです。
人は本来、それぞれが代替不可能な価値を持っています。こころみは、聞き上手によってその人の価値を引き出し、整理することでその人本来の価値を共有できる社会を目指しています。
こころみのmission, vision, value
Mission; 存在意義・・・誰しもが持つかけがえのない価値が共有される社会をつくる
Vision; 行うこと・・・「聞き上手」でコミュニケーションをデザインする
Value; 組織像・・・・・誠実さ、謙虚さ、好奇心を持った「聞き上手」のスペシャリスト集団
社名の由来
こころを見る = 満足の追求 孤独感・不安に寄り添う 家族の幸福の為に存在する
試みる = 新しい事の追求 社会を変える 新しいものを生み出す