【記事紹介】となりのロボ
2019.11.12
有料記事なので日経新聞と契約していないと読めない記事なのですが、おすすめなのでご紹介です。
まずペッパーと5年一緒に暮らす女性の記事から始まります。ペッパーと言うとサービスもビジネスも苦戦しているイメージが強いかもしれませんが、気持ちを通わせることは十分可能なことをうかがわせますね。
そのうえで豊橋技術科学大学の岡田美智男教授の、「ごみ箱型ロボット」の紹介です。この「弱いロボット」というコンセプトは私も大変参考にさせていただいています。一言で言うと、「弱い方が人間の力を借りやすく、最終的に目的を達成しやすい」と言う事ですね。そしてこのコンセプトは高齢化における人間にとっても非常に重要なサジェスチョンになると考えています。
そしてGROOVE XのLOVOTの紹介です。私もショールーム見学に行きましたが、確かにかわいい。そして欲しくなる。
そこから人間の感情を読み取ることで、テキスト分析ではないアプローチで人間の情動に訴えることができるという話に移ります。ここは本当に大事ですよね。間違いなくこのテクノロジーは今後、ロボットに限らない汎用性を持つと思います。
最後はブレードランナーを取り上げ、どんな社会が来るのか、と言う事を提言して終わっています。ブレードランナーの世界、2019年なんですね。完全に認識から落ちてました。ここで最後に扱われるのは共存、ロボットと恋愛する日が来るのだろうか、という問いかけですが、これは問うまでもなく、できると言えるでしょう。 現在のコミュニケーションロボットを振り返る非常によい記事だと思います。
株式会社こころみ 代表取締役 神山晃男